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2017年3月11日

What's this?

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いきなり正解を書きますが笑

こちらは「カナード (Canard)」です。

元々は航空機用語で、日本語だと「先尾翼」と言いますが

地上を走行するクルマにおいてはちょっと意味合いが違い 

別名「スラストスポイラー」とも呼ばれています。

フロントバンパーの前面から側面にかけてのR部に装着し

走行中の気流を側方や上方へ逃がして

車体側面に計算された縦渦を発生させる役割を果たします。

ここからちょっと難しくなります(^_^;)

ホイールハウス内の空気の動きは、タイヤの前側に当たった気流が

ホイールハウス内の上部へ向きを変えて吹き込み

リフトを発生させていますが、カナードから発生する縦渦によって

ホイールハウス内の空気が吸い出され、リフトを低減させ

結果的にダウンフォースを発生させるんです。

他にも、ボディ横の乱れた気流を抑制して

直進安定性が増す効果もあります。

昔は私は、このカナード自体がダウンフォースを生んでいると思ってましたが

カナード自体が受け止めるダウンフォースはそれほど大きくないそうで

カナードの後ろの空気を最適化させることが目的なんです。

なので、大きい必要がなく、ちょっとしたサイズでOK。

ホイールの回転から気流を離す効果もあるそうで

これによりブレーキの放熱にも繋がりますので

ドレスアップパーツではなく、機能パーツなんです(^_^)

ということで、最後のご紹介となりましたが笑

こちらはAC SCHNITZERからリリースされているカナードで

M2、M3、M4のランナップがあります。

画像右のM3&M4用は、ちょっと加工すれば他の車種でもいけそうですね♪

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