BMW×CARBON
それにしても毎日暑いですね(^_^;)こうも暑いと人間だけじゃなくて車にも厳しい訳で、特にエンジンルーム内は熱々です。水温や油温の上昇もそうですが、エンジンルーム内にある樹脂系パーツやホース類などにも多く負担がかかります。 ということで、ここ最近は熱気抜きや空気取り入れ口の開いたエアロボンネットのご注文を沢山いただいています(^_^) その素材として多いのがご存知「カーボン」。BMWも多くの車両でカーボンを採用してきていますが、今年の春くらいのニュースを思い出しました。「BMWグループとSGLグループは、BMWの新型EVに採用されるカーボンファイバーを作る工場をワシントン州に建設する」と発表がありました。このSGLグループはドイツのビースバーデンに本社を置き、炭素ベースの製品を生産する世界有数のメーカーです。ちなみに2009年にはbrembo社とカーボンセラミックブレーキ分野で提携を結んでいます。軽量で高剛性なカーボン素材は運動性能を高める素材としてレースカーやスポーツカーで採用されていますよね。そして最近では車体を軽くすることでCO2排出量を削減するというカーボンが持つ環境面での効果も注目されています。 今年の7月にBMWが発表したカーボンを纏ったテストカー「X5」をご覧になりましたでしょうか?ボンネットやルーフなどのパネル部分にカーボンを使い、ボディ剛性や衝突に対する安全性を損なうことなく、なんと約200kgも軽量化しているテストカーです。カーボン大好きな私としても益々今後が楽しみです♪